この作品について
唯一の肉親だった祖母を亡くしたみかげは、台所でしか眠れなくなった。彼女を引き取ったのは、祖母の知人の青年・雄一とその「母」えり子。喪失と再生を台所の光で描いた、よしもとばななのデビュー作。
- ✦海燕新人文学賞・泉鏡花文学賞
- ✦著: 吉本ばなな / 30以上の国と地域で翻訳
読むタイミングの処方箋
読むべきタイミング
大切な人を失った後、新しい場所で暮らしを立て直す時期に。「悲しみの中でも、ごはんは美味しい」という救いを、これほど美しく書いた小説はありません。引っ越しの夜にも。
今は見送るべきかもしれない時
特にありません。短いので一晩で読めます。
いま、この作品に出会う理由
刊行情報
単行本
福武書店/1988年1月/226ページ/20cm
ISBN 4-8288-2252-6
文庫 / 福武文庫
福武書店/1991年10月/237ページ/15cm
ISBN 4-8288-3222-X
文庫 / 角川文庫
角川書店/1998年6月/200ページ/15cm
ISBN 4-04-180008-0
文庫 / 新潮文庫
新潮社/2002年7月/197ページ/16cm
ISBN 4-10-135913-X
文庫が3レーベルにまたがる。福武文庫(1991年10月)→角川文庫(1998年6月)→新潮文庫(2002年7月)の順で、版元が移っている。拡大写本(ルーペの会・1995年)は視覚障害者向けの別形態、『デス』(新潮社・吉本ばなな自選選集・2001年)は書名の異なる別書、ルーマニア語版・ブルガリア語版は翻訳なので除外した。
出典: 国立国会図書館サーチ(2026年8月時点で確認)
別のかたちで出会う
同じ物語に、別の入口があります。
- 映画キッチン1989年
森田芳光監督/松竹配給
- 映画我愛厨房(キッチン)1997年
イム・ホー監督/アミューズ配給・香港映画
日本語版Wikipediaで1作品ずつ確認(2026-08-12時点)。年や制作が確認できなかったものは載せていません。
よくある質問
キッチンは映像化されている?
1989年の映画『キッチン』、1997年の映画『我愛厨房(キッチン)』があります(2026年8月12日時点で確認)。
キッチンに文庫版はある?
はい。文庫版は3つのレーベルで刊行されています: 福武文庫(1991年10月・237ページ) / 角川文庫(1998年6月・200ページ) / 新潮文庫(2002年7月・197ページ)。このうち最も新しいのは新潮文庫版です。単行本は福武書店・1988年1月刊(国立国会図書館サーチ・2026年8月時点)。
キッチンは何ページ?
単行本が226ページです(新潮文庫は197ページ)(国立国会図書館サーチ・2026年8月時点)。



